こんにちは
整体フィットの伊藤です
季節の変わり目で皆さんはいかがお過ごしですか?
今回は季節の変わり目に多い腰痛について書いていていきます
その中で
秋に多い腰痛のパターンと僕なりの対処の仕方をお伝えします
僕が行うアプローチで疾患がない方の腰痛アプローチで運動療法をよく使うのですが
それは連動運動です
ゴールデンウィークに多い腰痛でふれた腰痛であれば
体幹のインナーマッスルを使う運動をしていますが
生活や仕事の時に影響するくらいの腰痛になると
体幹だけではなく連動運動が必要になる事が多々あります
秋に多い腰痛のパターン
ヘルニア・狭窄症・圧迫骨折など原因がはっきりした腰痛は特異的腰痛といい
原因がはっきりしている腰痛です。
今回このブログで書く腰痛は『原因がはっきりしていない』腰痛である
非特異的腰痛の事です
この非特異的腰痛は『原因がはっきりしていない』となりますが
腰の運動学を理解し、検査・カウンセリングをおこなうと特徴がみえてくることが多いです
それでは季節の変わり目に多い腰痛の特徴的な状態などをあげていきます
・ふかふかのソファーから起き上がる時痛めた、または痛い
・寝返りをうつのがつらい
・長時間のデスクワーク・車の運転から起き上がるの時痛めた、または痛い
・中腰の作業から痛めた
・朝起きたら痛めた
・床に置いたものを拾おうとして前屈みの姿勢で負荷をかけて痛めた
こんな感じがあります。
どの動きにも共通する項目が日常である事です
つまり、日常的にある動作なのに秋や冬。もちろん春や夏の季節の変わり目に多くみられる動作で痛める。もしくは痛くなります。
なのに、なぜ季節の変わり目に腰痛を訴える方が多いのか考えてみます。
まず季節の変わり目はどんな気候でしょうか?
暖かくなったり、冷えてりを繰り返しますよね。
つまり、この寒暖の差が影響しているという事になります
実際、僕の施術所も今週は腰痛がとても多いです
筋肉と腰痛
腰痛に影響する筋肉はいくつかありますが分かりやすくするため
多裂筋・腸肋筋でかんがえます
多裂筋
多裂筋は腰の下で発達している筋肉で背骨の安定に関与する筋肉です
症状の強いぎっくり腰は、何もしなければ約2週間この筋肉に力が入りにくくなった状態になります
腸肋筋
腸肋筋は脊柱起立筋という筋肉で、腰の上の方で発達しているアウターマッスルです
この筋肉は中腰の姿勢で特に作用が働く筋肉です
姿勢による筋肉の作用
姿勢をみた時の筋肉の特徴を簡単にまとめます
良い姿勢の場合→腰では多裂筋に力がはいります
猫背姿勢の場合→腰では腸肋筋に力がはいります
良い姿勢でいれば多裂筋に力が入りますが背中がまるくなった姿勢では多裂筋をあまり使っていない状態になります
なので
↓
長時間の中腰の姿勢・猫背姿勢・フカフカのソファーにすわっている状態は多裂筋が休んでいる状態になります
↓
しかも季節の変わり目で体は、気候の変化についていけず冷えて筋肉もいつもより柔軟に動けない状態です。(これが慣れた気候なら体(筋肉)も頭も一致しています)
そんな長時間、多裂筋が休んでいた状態で、体を急激に動かした時
背骨の安定性はどうだと思いますか?
この症状を体験した事がある人なら分かると思いますが
『腰が抜けそう』『背骨が安定しない』『腰がピキッとなりそう』『動きはじめが痛い』などと表現をされる
痛みになります
そして特徴的には多裂筋の入力に問題があるので
『動きはじめに痛い』『寝返りで痛い』などの特徴がでてきます
こんな腰痛のアプローチ
このようなメカニズムで季節の変わり目のぎっくり腰は多いです
そして、このパターンの腰痛であれば、先に多裂筋への入力を促す必要があります
以前紹介したゴロゴロして起こる腰痛ならこれだけも腰痛が解消する人も多いですが
動作をし痛みが起こり、更に痛みが残っている状態では多裂筋を使う体幹トレーニングだけでは厳しい事が多いです
なぜなら、起き上がりや寝返りの動きは骨盤から下の下半身の運動も伴うので
下半身と体幹の協調運動を促すアプローチが必要になります。
だから僕はまず
多裂筋の入力を促すアプローチ
多裂筋を使う体幹トレーニング
下肢の動きを促すアプローチ
体幹と下肢を連動させるトレーニング
というアプローチをする事が多いです
体操について
当院では患者さまの状態にあわせ施術と運動の仕方。ストレッチの仕方をお伝えしています。
細かい注意点。体操のやり方を知りたい方は是非整体フィットへご連絡下さい
僕自身も毎日運動をしています。その運動によって腰痛と背中の痛みが解消しました。お互い自分の身体のため未来のために予防をしましょう
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