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今回は関節の痛みや問題の原因になる拘縮について書いていきます

拘縮(こうしゅく)とは

拘縮(こうしゅく)は関節の動きが骨以外のものが原因でおこる関節の運動制限が起こった状態の事です。

なので、皮膚が原因・靭帯が原因・筋肉が原因でも拘縮(こうしゅく)となります

関節の拘縮がある場合・拘縮に対しアプローチを行い関節の可動域が回復すると痛みが緩和する事が多いです

*骨が原因の場合は強直(きょうちょく)といいます

痛みの起こった時期とアプローチ

初回のカウンセリングで必ず聞かれる内容ですが、この時期というのは、とても重要な項目になります。なぜなら場合によっては運動やストレッチ・マッサージを行わない方が良いからです

痛みが2~3日以内に起こった場合

この場合は炎症が原因による痛みの可能性がとても高いので、炎症を抑える消炎鎮痛をするようなアプローチがとても有効なので、薬やブロックなどをうけられる方が効果的な事が多いです。

痛みが2か月くらいまえから起こった場合

炎症が起こるという事はどこかの組織が損傷をおこしている。その損傷をおこした組織が部分的に修復している状態です

組織の癒着などは少ないので 

筋肉におこる反応(攣縮(れんしゅく):スパズム)に

アプローチする事が効果的になります

*攣縮(れんしゅく):スパズムの説明は後で

3か月以上経過している痛みの場合

この状態は慢性の状態になっていて、その多くに拘縮が存在し起こっている痛みが多いので拘縮に対するアプローチが必要になります

攣縮(れんしゅく):スパズムのメカニズム

身体のあらゆる組織には負荷がかかり損傷が起こると痛みを感じます

組織には、それぞれ損傷を感じるセンサーがあります

そのセンサーを侵害受容器(しんがいじゅようき)といいます

そして攣縮(れんしゅく):スパズムのメカニズムは侵害受容器が関係します

侵害受容器反射(しんがいじゅようきはんしゃ)

それでは攣縮が起こるメカニズム・侵害受容器反射について解説します

関節には関節包・靭帯・筋肉・腱・滑液包など様々な組織があります

それぞれの組織にも痛みを感じるセンサー・つまり侵害受容器があります

たとえば

関節包に損傷がおこったとします 

侵害受容器が損傷を感じ❶髄に情報を伝え❷脊髄から脳に情報が伝わります

③ 脊髄から脳に情報がいくのと同時に脊髄から➊交感神経を介して血管の痙攣(けいれん)と運動神経を介して筋肉の持続的な緊張が起こります(この状態を筋攣縮といいます)

①②③までの一連の流れが侵害受容器反射と言います

それを踏まえて分かる事は

関節の痛みがある場合の多くは 関節の可動域に問題があります

なので関節の可動域の制限。つまりは拘縮の原因は

皮膚や関節包・靭帯などにある事があり その原因を見極める必要がありますが

つまり

皮膚や関節包・靭帯・滑液など、どの組織に問題が起きても侵害受容器反射を介して筋肉に問題が起こるという事です

攣縮(れんしゅく)が起こる事による痛みの悪循環

どこかの組織に損傷があれば 侵害受容器反射により

筋肉の緊張が強くなり 周辺の血流も悪くなります

筋肉の動きが悪くなり 関節運動はさらに悪くなり

時間とともに 拘縮(こうしゅく)や組織の癒着(ゆちゃく)が起こり

慢性的な関節の問題となっていきます

筋肉へのアプローチ

どの関節の痛みでも 筋肉に問題が起こるという事は

どの筋肉が攣縮が起きているのか?を評価をし

攣縮が起きている筋肉が分かれば

攣縮が起きている筋肉の機能を回復するようにアプローチを行えば

ある程度 関節の可動域をだす事ができます

*この時、筋肉をグリグリするような筋組織が損傷するようなアプローチは筋肉の緊張がますので控えるべきだと僕は思います

まとめ

関節の問題があれば 筋肉に問題があります

ですが 炎症が起きている場合は マッサージや運動よりも炎症鎮痛を目的に行うべきですが

ある程度、炎症がひいてくると 関節の問題がおきない範囲で

どの部位に問題が起きているかを把握し

どの筋肉に問題が起きているのか?を確認し

攣縮の起きている筋肉を確認し、その筋肉へのケアをしてから

問題となっている組織へアプローチを行う必要があります

注意点としては 関節の痛みがある状態での無理をした運動は

侵害受容器反射により 筋肉の問題が起こるので なかなか正常な関節運動を獲得しにくいので

圧痛や筋肉の柔軟性などを確認しアプローチを行う必要があります