膝痛で痛みの最も多い場所について書きます。この場所は半月板の手術をした方たちが手術後、膝の裏の痛みがマシになったけど膝のお皿の下が痛い。や違和感があるといった方にもあてはまりますし、運動をしていて痛めた方。女性で病院に行っても痛みの原因がはっきりとしない痛みAKPSなどの方にも当てはまる内容です

膝前面の痛みと膝前面の組織について

膝の痛みがある方は多いと思います。膝の痛みがあり病院にいきレントゲンやMRIで膝の組織を確認し、ココが悪い。と分かり痛みの原因がココだ。と思っている方も多いと思います。

ただ

実際は痛みを起こしている組織と、画像で損傷が分かった組織違う場合も多々あります

そんな痛みを感じる組織について書いていきます

痛みについて

膝以外の組織でもそうですが痛みが起こる原因は大きく分けて二つあります

その2つは炎症が原因姿勢が原因になるものがあります

炎症が原因

手術や外傷などが原因(原因やいつ痛めたか?などがはっきりしている)

姿勢が原因

関節を構成する組織が捻じれたり、摩擦が起こったり、伸ばされたり、縮んだりして起こる(いつ痛めた?など原因がはっきり答えられい)

痛みを感じない組織

これらの組織は痛みをかんじる神経が存在しません

関節軟骨半月板の内側前十字靭帯後十字靭帯

意外じゃないですか??

半月板の内側の損傷では痛みを感じません(外側は感じる)し関節軟骨自体も痛みを感じません。なので 痛みがあるから今ある痛みが画像で損傷している場所とは限りません

痛みを感じる組織

骨・腱・筋肉・滑液包・脂肪体・半月板の外側などがありますが

最も多い場所は膝のお皿の下にある膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)です

膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)について

膝蓋下脂肪体は膝のお皿のすぐ下にあり、膝蓋腱の裏側にあります

脂肪体は字の如く 脂肪組織で 膝の屈伸運動の際に 組織のクッションの役割をします

膝蓋下脂肪体は膝を伸ばすと関節の外に 膝を曲げると関節の中に入ります(下図参照)

脂肪体が適切に動く条件

①脂肪体が自由に形態を変える事ができる柔軟性

②脂肪体が自由に動くための関節のスペース

膝蓋下脂肪体が痛む原因

膝蓋下脂肪体は膝のお皿のすぐ下にある事から摩擦が起きやすく膝の外傷などが原因が膝の曲げ伸ばしの際、特に膝を伸ばす動きが少なり脂肪体の動きが硬くなったり、摩擦を起こしたりすることもありますし

関節のアライメントが原因で脂肪体がスムーズに動けなくなり脂肪体の
柔軟性が低下し硬くなったり、脂肪体の摩擦がおきたりし起こる事もありますアライメント関連ブログhttps://fit-sinsei.com/?p=3410

関節鏡をいれて行う検査や手術でも膝蓋骨のすぐ下から関節内に入れて行うことから脂肪体は直接貫通するして行うため必ず炎症がおこります

膝蓋下脂肪体に対する施術

炎症が起きている場合(急性期)

手術後や外傷などがあり、炎症が起きている場合は膝蓋下脂肪体への直接の刺激は炎症をより強くしてしまうため、脂肪体の炎症をおさえるケアが必要になります。急性期の炎症がある状態の直接の刺激はどの組織も炎症をおさえる事が重要になります。つまり脂肪体へのマッサージなどはダメです

炎症がおきていない(慢性期)

脂肪体が硬くなっている場合は脂肪体の柔軟性をだるアプローチを行います。(ただし直性の刺激は脂肪体の炎症を起こる原因にもなるので、適切な刺激でケアを行う必要があります。(フィットでは脂肪体のセルフのケアのやり方もお伝えしています)

関節の捻じれなどがある場合は関節の歪みの調整を行う必要があります。こちらもセルフで行う運動をお伝えしています

当然関節の捻じれや、脂肪体の癒着や硬さなどは同時に起きていますが脂肪体が原因による痛みは 他の膝痛と同時に起こる事もあるのでそちらもケアも重要になりますので、そちらのケアも含めたトータルのケアが必要になります

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