アキレス腱のあたりが痛く、いつまでも改善しないという悩みをもっているなら

もしかしたら、それはアキレス腱ではなく、ケーガーズ・ファット・パッドという脂肪体の痛みかもしれません

ケーガーズ脂肪体は本来は衝撃緩和や関節の圧力調整などの為の組織ですが

脂肪体に炎症や癒着や拘縮などがおこるとアキレス腱周囲の痛みの原因になります

実際にそういう人がアキレス腱の炎症ですね。といわれ改善しないまま悩んでいる。という方が多いです

脂肪体について

脂肪体の機能は関節にかかる圧力の緩衝。衝撃吸収で柔軟な組織です。しかし、この脂肪体が変性や外傷で損傷を起こすと痛みの原因になります。脂肪体は肩や膝の関節にもあり、足首周辺にもいくつかあります

アキレス腱の前にあるのはケーガズ脂肪体といいます。

ケーガーズ脂肪体の場所

ケーガーズ脂肪体は アキレス腱と長母指屈筋腱、踵骨の間にある脂肪体です

なのでアキレス腱の動きや長母指屈筋の動きに影響をする脂肪体で逆に言うと、この脂肪体の損傷がアキレス腱や長母指屈筋の動きで痛む事にもなります

脂肪体の施術

脂肪体の施術は脂肪体自体を強くもんだりすれば、脂肪体の損傷が起こり痛みを起こす原因になります。なので脂肪体の周囲の組織や脂肪体の付近にある組織との癒着を改善する事が重要で

その他には足首は体重のほぼすべてがかかる場所なので、重心の施術も必要ですし

足首の影響は股関節や膝に影響し、股関節の動きも足首に影響する事から

施術は患部とその周囲を行う必要があります