腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は
足のしびれなどの神経症状がでている時に
よく聞く疾患の名前です
そんな腰椎椎間板ヘルニアについてから
腰椎椎間板ヘルニア
ヘルニアは突出という意味です
そして腰椎椎間板ヘルニアは名前の通り
腰椎の椎間板が突出した状態です
椎間板とは？
椎間板は椎骨と椎骨の間にあるクッションです
椎間板は中に髄核があり
その周りを繊維輪があります
この椎間板が後ろに突出して
神経根にあたあり神経症状がでてくる状態です
椎間板ヘルニアについて
椎間板ヘルニアは
実は健常者の20から30％に画像所見ではみつかります
つまり
画像所見でヘルニアがあっても
痛みや痺れが腰椎椎間板ヘルニアが原因とは限りません
椎間板ヘルニアとその他
腰椎椎間板ヘルニアは
神経根を椎間板が圧迫する事により
おこる神経症状が特徴です
なので
圧迫された神経根の症状が出現します
例えば腰椎4番と5番の間のヘルニアであれば
5番の神経根の症状が出現するので
5番の領域に症状がなければ
画像所見でヘルニアがあっても
違う疾患の可能性があります
つまり
ヘルニアの画像所見がある＝ヘルニアの痛みではないという事です
ヘルニアの痛み
腰椎椎間板ヘルニアの場合は
椎間板の変性がおこり
後方に突出します
この時炎症がおこる事で
椎間板が痛みを感じる
椎間板性の痛みが起こる
急性期の痛みと
神経根を圧迫した神経症状とが起こると考えられます
腰椎椎間板ヘルニアの施術
画像所見でヘルニアがあっても
症状と一致していなければ
別の疾患が原因で起こっている痛みや神経症状の可能が高いので
まずは鑑別を行いどこの組織の痛み？
神経症状はどの領域の問題かを把握して施術を行います
フィットで
実際に施術をさせていただく時にお話しを聞いて
何番のヘルニアが・・とおっしゃられる方でも評価をすると
梨状筋症候群や仙腸関節の痛みの事があります
つまり
評価や状態把握が大事という事です。。。