外くるぶしの近くには捻挫の際に痛める前距腓靭帯や踵腓靭帯。その他にも二分靭帯、短趾伸筋などもありますが

以外と多い多いのが 腓骨筋腱炎です

腓骨筋腱炎の痛みは外くるぶしの下から踵を通る腱に負荷がかかり起こる痛みです

腓骨筋筋

腓骨筋は腸腓骨筋と短腓骨筋があり、どちらも外くるぶしの下を通り、腸腓骨筋は足裏の親指側にある骨に付着し、短腓骨筋は小指側にある第五中足骨という骨に付着します。

※第三腓骨筋という筋肉もありますが、この筋肉は腓骨筋腱炎が起こる場所とは違う腱の走行です

腓骨筋腱炎の施術

腓骨筋腱炎の施術は腓骨筋腱が踵の外側を通る場所での摩擦による炎症なので、まずは腱の癒着や滑走性を改善する事が重要です。その他には足首や体の重心の施術を行い腓骨筋腱の負荷のかかりにくい姿勢のケアをする治療を行います

足首と股関節

足首の動きは股関節や膝とも連動して動くので患部のみでなく下肢を含めた施術も重要で、さらに股関節の動きは骨盤や体幹の動きとも連動するので評価や施術は患部以外も行います