膝の内側に痛みがある場合でも内側には様々な組織があります
内側には筋肉、靭帯、半月板、滑液包、脂肪体、神経など様々で
どの組織が痛みを出しているか?が人によりそれぞれです
なので
セラピストはその痛みが内側のドコの組織なのか?を確認し痛みの原因組織にアプローチをします
そんな膝内側の痛みを感じやすい組織の一つに
鵞足(がそく)があります
鵞足について
鵞足という名前は膝のお皿の下にある脛骨粗面という場所に3つの筋肉がガチョウの脚のような形に似ている事から鵞足(がそく)と言われています
鵞足の三つの筋肉は膝の前から①縫工筋②薄筋③半腱様筋です
鵞足という名前ですが この三つの筋肉はそれぞれ筋肉の作用が違うため
3つの筋肉のどこが痛みの原因なのか?を検査し評価する必要があります
それぞれの作用は↓
①縫工筋
股関節を外に開く作用があります
②薄筋
股関節を内側にする作用があります
③半腱様筋
股関節を後ろに曲げる 膝を曲げる作用があります
鵞足の筋肉はどれも骨盤から膝を越えている筋肉です
なので膝をまたぐ所で摩擦を起こしやすく
摩擦が起こる原因は関節のアライメント異常や鵞足の筋肉が硬く伸びにくいと
摩擦が強くなり痛みが起こりやすくなります
フィットでの施術
鵞足の痛みは ほとんどが鵞足筋が伸ばされた状態で摩擦が起こり痛みます
なので
鵞足筋のどの組織が痛みの原因なのか?を鑑別し筋肉の柔軟性の調整
膝関節の状態の確認をしそれぞれをアプローチをフィットでは行います