どこの関節を施術をする上でも可動域は大切です

当然、膝にとっても可動域は重要になります

正常な膝の可動域(膝の曲がる角度)は

0度から140度くらい曲げる事が可能です

*正座のように140度以上膝を曲げる運動は深屈曲と言われています

曲がる角度が上がる事がとても重要なように思いますが

実は膝をしっかり伸ばせるようになる事がとても重要です

なぜ膝を伸ばす事が重要なのか?

膝の特徴について

膝には二つの関節があります

一つは膝蓋骨と大腿骨の関節:膝蓋大腿関節

そしてもう一つは大腿骨と脛骨の関節です:大腿脛骨関節

どちらの関節もとても重要ですが

大腿脛骨関節は立っているだけで膝から上の体重がかかっています

立っているだけで体重を支える大腿脛骨関節は安定していないといけません


大腿脛骨関節は膝が伸びている状態が一番安定します

つまり、膝が曲がった状態(屈曲拘縮)では大腿脛骨関節が不安定になり

膝を安定させるため

骨に骨棘ができたり、筋肉が過剰に緊張したりと

膝周囲のあらゆる組織に負担がかかり

痛みが起こります

つまり

膝は曲がる可動域だけではなく

膝を伸ばす可動域の獲得が重要という事がわかります

フィットでのアプローチ

膝が伸びない原因は膝の前面や後面など人により様々です

なので、どこが膝伸展の制限になっているのか?を評価し

原因組織に対しアプローチ・セルフケアをお伝えします

*実際の施術は膝の屈曲拘縮の施術も行いますが 膝のどこかの痛みがおこり評価をすると膝屈曲拘縮がある事が多いため 痛みの痛みの施術と同時に行う事が多いです

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